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開業事例

歯科医師

自宅兼店舗開業も選択肢の一つ 住宅物件の融資も魅力

開業日:平成20年1月に
開業年齢:34歳
標榜科目:歯科
開業形態:店舗併用住宅(一戸建て)

  開業は3年前から考えていました。はじめはテナント物件を探し、神奈川県、埼玉県、東京都、千葉県などを検討しました。2年前まではテナント開業を考えていましたが、現在のような居住用兼店舗での開業に至ったのは、資金繰りに当たって居住兼店舗だと銀行の住宅ローンが組めるメリットを知り、住宅ローンを利用すれば借り入がしやすいこと、ローン返済も35年と長期で組めるなことが魅力だったからです。
まずは、土地を買うことからはじめました。開業地の選定は以前、勤務していた地区の不動産屋に依頼し紹介を受けました。土地まで購入するとテナント開業よりも倍以上の支出となりますが、長い目で見れば自分の資産になると考えに至りました。テナント開業で家賃を長い年月払うよりも、その分を自分の資産となるものに充てようと思ったのです。
困ったのは、医院の明け渡しが建築の遅れで計画よりも3カ月ずれたことです。その間は全く収入がない状況で大変でした。結果的に開業は遅れましたが、開院後、患者数は予測より多かったです。開業の相談は歯科医院経営コンサルタントを活用しました。コンサル料は60万円です。コンサルタントが地域住民やスーパーの買い物客に聞き取りアンケート調査を実施し、診療時間などの希望を聴取したところ、日曜診療をそこそこ希望している患者がいることが分りました。日曜診療を取り入れるとやはり社保本人の来院が多く、地域住民の要望を取り入れた診療時間の設定は非常に有効だったと思います。コンサルタントとは開業後も顧問契約を月2万円で契約し現在も有効に活用しています。
診療所の設計については、設計士と最低15回ぐらい打ち合わせを行いました。歯科材料屋にも協力いただきレントゲン、ユニットなど医療機器と診察室の空間の関係など、3者間で詰めたこともありました。
私の場合自宅開業なので、お金をかけた順番は、土地代・建物代・内装費で余った資金を医療機器に振り分けました。ユニットは5台入るところを3台にし、最初から稼動が見込めない機器は見送りました。これから開業する先生には、家族を含め将来設計を立てる際に、自宅開業も検討することをお勧めします。

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